Sanka

データAPI

企業と取引のエンリッチメント・営業リスト・スコアリングを担うAI系エンドポイントです。

概要

データAPI は、オブジェクトAPIのCRUDとは別に用意されているAI系エンドポイント群です。担当する役割は大きく3つに分かれます。会社データの不足を埋める エンリッチメント、新しいターゲット企業を見つける 営業リスト、そして企業や取引をスコアリングする スコアリング です。いずれも単一のPOSTエンドポイントで、/v1/public/... ではなく /v1 直下の名前空間を利用します。レスポンスは決定的で構造化されているため、Sankaレコードにそのまま保存したり、HubSpot・Salesforceへ書き戻したりできます。

エンドポイント

APIエンドポイント入力出力
エンリッチメントPOST /v1/enrich既存の会社の record_id、または一時的な seed オブジェクトWebエビデンスから更新した会社項目
営業リストPOST /v1/prospect/companies自然文の query、または業種・地域・従業員数などの構造化フィルタ条件に合う会社候補のランキング
スコアリングPOST /v1/score会社の record_id、または取引の record_id次元と理由付きの決定的スコア
いずれも、同じ入力とアルゴリズムバージョンに対しては同じ結果を返します(冪等)。

使い分け

  • エンリッチメント — レコードはすでにあり、業種・規模・Webサイト・概要などの不足項目を埋めたい、または最新のWebエビデンスで更新したいときに使います。dry_run: true を付けると、書き込まずに更新案だけを確認できます。
  • 営業リスト — まだレコードが無い段階で使います。「東京の従業員200名以上の製造業」のように条件を指定すると、会社候補のランキングが返ります。そのままSanka上で会社を作成したり、HubSpot・Salesforceに送ったりできます。
  • スコアリング — 会社や取引に対して、決定的なフィットスコア・ヘルススコアを付けたいときに使います。リードの優先度付け、取引レビュー、更新リスクの早期検知などに活用できます。レスポンスには理由が構造化されて含まれるため、スコアの「根拠」を営業担当と共有できます。
よく使う組み合わせは 営業リスト → エンリッチメント → スコアリング です。候補を見つけ、情報を補い、上位だけを担当に回すという流れで運用できます。

認証

データAPIはいずれも Full Access スコープのBearerトークンで呼び出します。Regular(読み取りのみ)のトークンは、レコードの作成・更新やAIクレジットの消費を伴うため拒否されます。
Bash
Authorization: Bearer <access_token>
Content-Type: application/json
エンリッチメントと営業リストは、ワークスペース単位のAIクレジット残量も参照します。残量が無い場合は 402 Payment Required とコードが返るので、管理者に通知する仕組みを用意しておくと安心です。

例: 会社をエンリッチする

データAPIをはやく試すなら、既存のSanka会社をエンリッチする方法がおすすめです。<record_id> は自分が所有する会社に置き換えてください。
cURL
curl -X POST "https://api.sanka.com/v1/enrich" \
  -H "Authorization: Bearer <access_token>" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{
    "record_id": "<company_record_id>",
    "dry_run": true
  }'
dry_run: true を付けたリクエストでは、提案された更新内容がレスポンスに入り、レコードは書き換わりません。実際に適用する準備ができたらフラグを外して呼び出します。リクエストパターンやレスポンス項目、インタラクティブなプレイグラウンドは エンリッチメント / 営業リスト / スコアリング の各ページを参照してください。

補足

  • データAPIは /v1 直下の名前空間を使います。オブジェクト(データ管理)APIは /v1/public/... 名前空間です。
  • 同じ入力とアルゴリズムバージョンならレスポンスは決定的なので、(record_id, algorithm_version) でキャッシュしても問題ありません。
  • 各エンドポイントにはAPIリファレンス内にプレイグラウンドがあります。コードを書く前に、リクエストの形を手早く確認できます。
  • v1ではバッチ版のエンドポイントは提供していません。大量処理を行う場合は、レート制限を守りつつレコードごとに呼び出してください。