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ERP移行を受注・在庫・請求・会計まで一貫して設計する
ERP移行はデータ移し替えだけでは終わりません。顧客、SKU、在庫状態、請求、承認の定義が揃わないと、切替後に運用と財務がズレて手戻りが発生します。Sankaは、ERP移行を検証と統制のあるプログラムとして進め、移行後も運用可能な状態を作ります。
運用モデル
受注・購買・在庫の状態を標準化し、同じ運用レコードを参照できるようにします。
請求と債権
請求トリガーと例外承認を統制し、債権(売掛金)の可視化を安定させます。
切替の統制
Dry-runで検証し、突合してから切替。責任者とチェックポイントを明確にします。
移行対象(検証すべきもの)
- 顧客マスター、商品マスター、ロケーション
- 進行中の運用レコード(受注、発注)とステータス
- 請求書と債権(売掛金)の状態、滞留(エイジング)の前提
- 承認ルールと例外対応(支出と収益を守る統制)
| レイヤー | 起きがちな問題 | 標準化する観点 |
|---|---|---|
| マスター | SKU・顧客の不整合 | 定義、責任者、検証 |
| ステータス | 引き継ぎが壊れる | 状態とトリガーの明確化 |
| 請求トリガー | 収益漏れ | 請求作成と承認の統制 |
| レポート | 決算が遅れる | 定義統一とトレーサビリティ |
[DRY RUN] 商品・顧客・未決済請求をサンプル移行
-> 必須項目とステータスを検証
-> 合計と滞留を突合
[OK] 切替チェックリスト完了
-> 本番移行を実行し、例外を監視
「統制された運用レコード」へ移行する
ERP移行は、壊れやすい引き継ぎを整理し、監査対応可能な運用へ変える機会です。
検証
移行データが日次運用に耐えるよう、必須項目とチェックを定義します。
承認
支出と収益を守る承認ルールを、ワークフローとして再構築します。
トレーサビリティ
何を移し、何を変え、どう突合したかを履歴として残します。
導入の進め方
- ターゲット定義: 顧客、SKU、ロケーション、必須項目を確定します。
- 移行+検証: 代表データでDry-runし、合計と状態を突合します。
- 承認設計: 購買、請求、貸倒などの例外ルールを整備します。
- 切替: 高リスクの編集を凍結し、移行後に例外を監視します。
参考:
よくある質問
未決済の請求書や債権状態も移せますか?
はい。必須項目とステータスモデルを定義し、Dry-runで合計と滞留(エイジング)を突合するのが重要です。
在庫の切替はどう進めますか?
SKUとロケーションを先に揃え、在庫数と入出庫をトランザクションで検証します。高リスクの更新は凍結期間を設けます。
移行前に何を決めるべきですか?
ターゲットの運用モデル(必須項目、ステータス定義、承認)を先に固めることが近道です。
承認が形骸化するのを防げますか?
承認をワークフローの明示的なステップとして組み込み、例外を可視化します。統制は設計に含めておく必要があります。