HubSpotの請求データをfreeeへつなぐ

HubSpotの成約取引からSankaで請求レコードを作成し、freeeへ渡す前に取引先、明細、税区分、科目、部門、摘要を確認する設定ガイド。

最終更新日: 2026/6/9

HubSpotの成約取引を起点に、Sankaで請求レコードを作成し、freeeへ渡す前に会計項目を確認するためのチュートリアルです。HubSpotの会社、取引、商品明細、請求条件をそのまま同期するのではなく、freeeで処理できる請求データへ整えてから連携します。

Sankaを挟む理由

HubSpotの取引、会社、担当者、商品明細、請求日、支払期日は、営業と請求準備の文脈では十分に見えることがあります。一方でfreeeへ渡す前には、取引先、請求明細、税区分、勘定科目、部門、摘要などを会計処理できる形に整える必要があります。 ここを曖昧にしたまま同期すると、月末に経理がfreee側で取引先の名寄せ、税区分、勘定科目、部門、摘要を修正することになります。Sankaを挟むのは、HubSpotを営業の記録、freeeを会計処理の場所として分けたまま、請求データをfreeeへ送る前にレビューできる状態にするためです。 HubSpotからfreeeへ渡す前にSankaで確認する流れ
サンプルプロンプト
/sanka HubSpotで成約済みの取引を一覧にしてください。請求できる条件を満たす取引について、Sankaの請求レコードを作成する前に、会社、請求先担当者、商品明細、金額、税区分、支払期日、freeeへ渡す前に確認が必要な項目を一覧にしてください。私が承認するまで、freeeへのエクスポートやHubSpot更新は実行しないでください。

事前準備

  • HubSpotとSankaを連携している
  • HubSpotの会社、担当者、取引、商品明細、契約期間、支払条件をSankaで確認できる
  • Sankaにfreee連携が設定されている
  • 商品ごとの税区分、勘定科目、部門、摘要のルールがある
  • 請求を作成してよいHubSpotステージや承認条件を決めている
  • freeeへエクスポートする前に経理が確認する項目を決めている
  • HubSpotへ戻す請求ステータスを決めている

HubSpotからfreeeへつなぐ流れ

  1. HubSpotで成約済みの取引を一覧化します。
  2. 請求できる条件を満たす取引だけを対象にします。
  3. Sankaで売上請求レコードを作成します。
  4. 取引先、明細、税区分、勘定科目、部門、摘要、支払期日を確認します。
  5. 経理が承認した請求データだけをfreeeへエクスポートします。
  6. HubSpotへ請求作成済み、freee連携前レビュー中、freee連携済み、要確認などの状態を戻します。
このチュートリアルでは、入金データや消込データをHubSpot取引から作成することは前提にしません。入金実績や消込は、freee、銀行、決済サービスなどの実績データをもとに別途照合します。

HubSpot標準請求だけで足りるか確認する

HubSpot標準の請求機能は、単発の請求書を作る入口として便利です。一方で、受注後の業務が増えると、請求書を作るだけでは足りない領域が出ます。
ケース起きやすい課題Sankaで確認すること
サブスク・年間契約初期費用、年額、月額、日割り、更新条件が別管理になる契約期間、請求タイミング、提供期間を請求前に確認します
会計連携freeeへ渡す前に税区分、科目、摘要、部門の補正が必要になる商品・契約・部門ルールから会計項目を補完します
営業への共有請求作成済みか、freee連携済みかがHubSpotで見えないHubSpotへ営業向けの請求ステータスを戻します
例外処理取引先名寄せや不足項目がfreee連携時に初めて見つかるfreeeへ送る前にSankaでレビューキューに止めます
次の条件に2つ以上当てはまる場合は、HubSpotから直接freeeへ送る前にSankaでレビューを挟む方が安定します。
  • HubSpot会社名とfreee取引先名が一致しないことがある
  • 商品明細ごとに税区分や勘定科目を変える必要がある
  • 年間契約、前払い、分割請求、日割りがある
  • 経理がfreee側で摘要や部門を手修正している
  • 営業がHubSpot上で請求状態を確認したい

請求レコードを作成する

HubSpot取引を確認したら、請求できる条件を満たすものだけSankaの売上請求レコードにします。
サンプルプロンプト
/sanka HubSpotで成約済み、かつ請求できる条件を満たす取引について、Sankaの売上請求レコードを下書きで作成してください。請求先、商品明細、金額、税区分、支払期日、HubSpot取引との紐づきを表示してください。freeeへのエクスポートはまだ実行しないでください。
作成後に確認する項目は次のとおりです。
確認項目見る内容
請求先HubSpot会社名、請求先担当者、住所、登録番号、freee取引先候補
明細商品名、数量、単価、値引き、税率、対象期間
請求条件請求日、支払期日、支払条件、分割請求や前払いの有無
会計項目税区分、勘定科目、部門、摘要
HubSpot紐づき元の取引、会社、担当者、請求ステータス戻し項目

freeeへ渡す前にレビューする

freeeへエクスポートする前に、Sankaで次の項目を確認します。
レビュー項目確認内容不足した場合
取引先の名寄せHubSpot会社名とfreee取引先候補が一致しているかfreee側で取引先が重複する
税区分課税、非課税、不課税、税率が明細単位で正しいか会計側で税区分修正が必要になる
勘定科目商品・サービスごとの売上科目が決まっているか月次で科目補正が増える
部門営業部門、事業部、プロジェクトを会計部門へ変換できるか部門別損益がずれる
摘要請求番号、取引名、契約期間、顧客名を残すか後から根拠を追いにくい
レビューで止める項目は、自動化を止めるためではなく、freeeを「修正する場所」ではなく「処理する場所」にするための確認です。

freeeへエクスポートする

  1. Sankaで コマース > 売上請求 を開きます。
  2. freeeへ送る売上請求を選択します。
  3. 取引先、明細、税区分、科目、部門、摘要を確認します。
  4. エクスポート を選択します。
  5. エクスポート先連携サービス にし、freee連携を選びます。
  6. 対象の売上請求を確認し、エクスポートを実行します。
エクスポート後はfreee側で内容を確認します。取引先、発行日、明細、税区分、金額、摘要が意図通りになっているかを見ます。

HubSpotへ戻す請求ステータス

HubSpotへ戻すのは、freeeの内部処理そのものではなく、営業が顧客対応に使う状態です。
HubSpotへ戻す項目
請求ステータス未作成、下書き、レビュー中、作成済み
freee連携ステータス未連携、連携前レビュー中、連携済み、要確認
請求レコードURLSankaの売上請求URL
経理コメント不足項目、確認事項、次アクション
これにより、営業はHubSpot上で「請求が作成されたか」「freeeへ渡せる状態か」「経理確認が止まっているか」を確認できます。

トラブルシューティング

freeeへ送る前に取引先が決まらない

HubSpot会社名、請求先名、法人番号、住所、メールアドレスを確認します。freeeの既存取引先候補と一致しない場合は、新規作成するか既存取引先へ紐づけるかを経理が判断します。

税区分や勘定科目が空になる

商品マスタ、部門ルール、取引種別のマッピングを確認します。HubSpotの商品名だけで判断できない場合は、Sanka側で補完ルールを作るか、請求前レビューで人が確認します。

すでにfreeeへ送った請求を再送したい

再実行の前に、Sankaのエクスポート履歴とfreee側の既存データを確認します。重複した請求データを作らないよう、既存参照を確認してから再エクスポートの可否を判断します。

チェックポイント

Sankaの売上請求、HubSpot取引、エクスポート履歴、アクション履歴、監査ログを確認し、freeeへ渡した請求データの根拠を追える状態にします。
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ログ

ログを検索すべてのアクションすべての日付
ID / アクション日時対象 / 項目変更内容実行者
3freee連携前レビューを確認2026/06/12 10:00Acme更新 / 売上請求取引先、税区分、科目、摘要を確認Claude / Codex
2売上請求を作成2026/06/12 09:40Acme更新 / HubSpot取引成約済み取引から請求下書きを作成Claude / Codex
1HubSpot取引を確認2026/06/12 09:20Acme更新 / HubSpot取引会社、担当者、商品明細、支払条件を確認Claude / Codex

安全な確認には、HubSpot取引、Sanka売上請求、取引先候補、税区分、勘定科目、部門、摘要、freeeエクスポート履歴、HubSpotへの請求ステータス戻しを含めます。

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